練馬区は来年度、母子家庭や父子家庭などひとり親家庭の就労や子育ての相談に応じる総合窓口を設置します。13日の定例区長会見で発表しました。

 キャリアカウンセラーなどの専門職を置き、養育費の確保や資格取得を支援します。相談内容によっては他の部署を紹介します。区が行っている職業訓練促進給付金事業などの周知も強化していきます。土曜、日曜、祝日にも相談を受けることも検討します。

 総合窓口の設置は、「相対的貧困率」の高さが問題になっている、ひとり親家庭への支援ニーズを探るために区が初めて行った調査に基づきます。

 区内のひとり親家庭約6,000世帯を対象に今年四月初めて行った調査によると、ひとり親家庭の親の四割超が転職を希望し、そのうち64%が「賃金が安い」ことを理由に挙げるなど、就労や経済面で困っていることがわかりました。親の49%が就労に役立つ資格取得を希望している現状も明らかになりました。

 また、区が行っている支援事業で周知度が50%を超えた事業がないこともわかりました。相談窓口に訪れやすくなる方法としては、7割の人が「土日祝日の窓口開設」を挙げていました。

 前川燿男(あきお)区長は「家庭、地域、行政が力を合わせてやっていきたい」と話しました。